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世界遺産の庭園「識名園」

ハイサイ!うちなー2世のEnzooです。

今回は那覇にある世界遺産の庭園、識名園を紹介します。

 

識名園(しきなえん)

沖縄県那覇市真地421-7 識名園(俗にシチナヌウドゥンと呼ぶ)は、琉球王家最大の別邸で、国王一家の保養や外国使臣の接待などに利用されました。1799年につくられ、1800年に尚温王冊封(さっぽう)のため訪れた正使(せいし)趙文揩、副使(ふくし)李鼎元(りていげん)を招いています。

識名園の造園形式は、池のまわりを歩きながら景色の移り変わりを楽しむことを目的とした「廻遊式庭園(かいゆうしきていえん)」です。「廻遊式庭園」は、近世に日本の大名が競ってつくるようになった造園形式ですが、識名園では、「心」の字をくずした池の形(心字池)を中心に、池に浮かぶ島には中国風あずまやの六角堂や大小のアーチが配され、池の周囲には琉球石灰岩を積みまわすなど、随所に琉球独特の工夫が見られます。(HPより引用)

 

園内に入ると木々の生い茂る石敷き道がありますので、順路に従って散策します。

順路を進むとまず見えるのが、琉球王家や冊封使が出入りしていた正門です。 他には従者が出入りする通用門があります。

識名園の御殿(ウドゥン)です。 琉球王国時代の上流階級はこのような平屋に住んでいたとされています。

御殿の廊下は自由に上がる事ができます。 廊下から見える庭園はとても綺麗です。 池の真ん中に見える建物は六角堂と呼ばれています。

識名園は日本式の庭園の設計が元でありながら、石橋や六角堂は中国式を取り入れています。 日本式と中国式をうまく融合させて作り上げたのが琉球式庭園なんだろうなと思います。 琉球王国時代は中国と関わりが深かった事から、中国の文化を取り入れ、戦後の沖縄はアメリカに統治されていた事によりアメリカの文化を取り入れました。 異国の文化を取り入れた、チャンプルー(混ぜこぜ)文化などと呼ばれています。 識名園はそんなチャンプルー文化を感じさせる庭園だと思います。 ぜひ一度訪れてみて下さい★ それでは、次回のレポートもお楽しみに!EndFragment

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